シェアリングエコノミーを巡る税務調査の状況
コロナ禍の巣ごもり、リモート勤務の普及で料理宅配サービスやクラウドソーシング等の需要が高まり市場規模も大幅に膨らんだ。
そんな中、当然、税務調査もこれに着目し集中的な調査を行っている。
国税庁が公表した2020年度の所得税調査によると暗号資産取引、ネット通販、ネットオークション、シェアリングビジネス、ネット広告、アプリ配信等のデジタルコンテンツ等に調査を集中させた結果、申告漏れも1.5倍になったという。
ネット取引の匿名性により申告しなくても大丈夫などと大きな勘違いをしている人も多いのも事実としてある。
逆で、国税の情報収集能力を侮ると大変なことになってしまう。
Uber EATSなどはその典型で、国税局はウーバーイーツジャパン等から配達員の報酬額や銀行口座など課税に必要な情報提供を求めているらしい。
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