2018年1月から任意ではあるが、預金口座とマイナンバーの紐付けが始まる。
口座を開設や住所変更の際に金融機関からマイナンバーの提供を求められることになる。
マイナンバーの提供は義務ではなく、あくまでも任意である。
今後3年間の経過を見ながら義務化を検討していくことなっている。
預金との紐付けの目的は主に3つある。
①納税者の税務申告が適正か、税務調査での利用
②生活保護者等の資金調査に利用
③銀行破たん時のペイオフ対策での利用(破たん銀行での口座数の名寄せ)
預金口座でのマイナンバーの利用は、調査と名寄せに限られている。
しかし、番号の提供に抵抗感がある人は根強く相当数いる。
制度の導入から2年になるが、国はまじめに浸透させようとしているとはとても思えず、国民の理解をえるにはさらなる丁寧な説明と時間が必要と思われるるには程遠い。
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