国税庁は2017年度に社会人経験者約200人を採用するらしい。
国税庁の職員数は2016年4月時点で約5万3千人。
40代が全体の32%。それに対し30代は18%と年齢構成にひずみが生じている。
不況により予算が削られた結果、真っ先に職員数が削られていった。新規採用は毎年減っていき、これまた不況により早期の退職者も減り、税務の職場の高齢化はどんどん加速していった。
職員減少の結果、職員への事務負担は大きくなり、非常に「キツイ」職場となっている。
職員不足による事務負担の増加を解消する目的で導入された、「ワンストップサービス」いわゆる管理運営部門の新設。現場の職員にしてみればこれが最大の「悪」。しかし、決められた制度にはだれも文句は言えません。
サラリーマンだから。
社会人経験者を採用するのも一つの手段なのでしょう。
いびつな職員構成の職場で働く現場の職員にすれば、こうなることはとっくの昔にわかっていたことですけどね。
(20170212 日経新聞より一部引用)
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