建設業に税務調査にはいれば、まずは外注費に着目される。
下請け業者の名称、住所、取引内容、支払金額をすべてリストアップし資料化する。
必要があれば直接反面調査を行う。
下請け業者に税務調査が入れば孫請け会社への外注費に着目する。
孫請け会社の名称、住所、取引内容、支払金額をすべてリストアップし資料化する。必要があれば直接反面調査を行う。
この調査を繰り返し、元受けから孫請け、曽孫請けと資金の流れを解明し、近隣対策費、談合金、暴力団等へ流れる不正資金、いわゆるキックバックをあぶりだしていく。
国税の組織をもって全国的に関連調査が行われるため、実態解明に数年を要する場合があるが、当たれば大きい。新聞記事にもなるような社会問題に発展するケースもある。
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