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執筆者の写真oda

相続空き家何が問題?


空き家の多くは親からの相続物件だ。

田舎の家を相続しても都会に長く住んでいる子供たちはその家を持て余してしまう。

思い入れもあるので、そう簡単に手放したくない人々も多い。

誰も済まないのに毎年固定資産税、都市計画税を取られる。

人が住まなくなると傷みやすくなりメンテナンス費用等の維持管理費がかかる。

不動産コンサルタントからすれば、賃貸に回し採算をとろう!ということになるだろうが、

賃地に出すのもリフォーム代が莫大だ。

5~7年での採算改修スケを組まれても、高齢で相続した場合は二の足を踏む。

空き家を売却した場合、当該売却益から3000万円を控除でき節税になるが、1981年5月までに建てられた一戸建てであること、亡くなった人が一人暮らしをしていたこと、相続の発生からずっと空き家であることなどの条件がある。

売却の際にも相続発生の3年後の年末までに売却すること、建物を解体するか新耐震基準を満たした改修工事を行うこと、さらには売却価額が1億円以下であることなどの条件が用意されている。

適用条件が少し厳しいが、いざ売るとなった場合の節税効果はあるので、早めの検討が必要となる。

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